芦田川上流維持工事
  芦田川上流維持工事の管理区間は山守橋(福山市駅家町上山守地先)~八田原ダム直下流(府中市久佐町地先)までの約26.5Kmです。芦田川における「国土交通省福山河川国道事務所」の管理延長が福山市箕沖町~府中市久佐町地先までの約45㎞ですから半分以上の距離を管理しています。
≪主な作業を写真で紹介します。≫
    ※小さい画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけ説明文が出てきます。
通常の維持作業
  ◇堤防除草
  堤防除草作業は年2回です。除草は大型遠隔操縦式と肩掛け式の2通りで行います。
遠隔操縦式草刈機

河川増水時
 ◇河川の巡視
  河川が一定以上増水すると、河川の巡視を始めます。

  ※主な巡視点検項目は下記のとおりです。
    • 橋梁とその他の構造物と堤防との取り付け部の異常、または流木などの堆積状況 。
    • 堤防からの越水
    • 住宅地側の堤防法面の漏水
    • 堤防の亀裂。 
    • 堤防の洗掘。  

            用語の説明

越水(えっすい) 増水した河川の水が堤防の高さを越えて、外部にあふれ出す状態。このことによってあふれた水が住宅地や田畑に流れ込んだり、堤防の法面が削られ、破堤の原因となる。
漏水(ろうすい) 堤防や堤防下の土質の弱いところから、増水による水圧で水が漏れ出してくる状態。このまま放置すると、堤防中の水の通り道が拡大し、堤防が決壊するおそれがある。
亀裂(きれつ) 増水時に、水圧や雨水などによって堤防にひびが入る状態。亀裂は水の浸透などによって拡大し、堤防が決壊するおそれがある。
洗掘(せんくつ) 河川の激しい流れや、その流れが運ぶ岩石によって、堤防の 表面の土が削り取られる状態。強度を保つのに十分な堤防の幅がなくなり、最終的には決壊につながる。
災害時対応
 ◇災害時対応車両操作訓練
排水ポンプ車訓練
照明車訓練